2025年9月10日 欧州司法裁判所(CJEU)は法務官(AG)の意見を支持し、仮名化されたデータであっても再識別が可能であれば個人データとなり得ると明確にした。これは、たとえ受領者が識別情報に直接アクセスできなくとも同 […]
「日常業務にデータ・プライバシーの考え方を統合する」の記事一覧
【報告】豪州: I-MED社によるAIトレーニング用非識別化データを共有した事件を受けてOAICがガイダンスを公表
lock2025年9月11日 診断画像ネットワークは患者の画像データを医療 AI 会社と共有し、AI 診断ツールのトレーニングに利用していた。この件について調査した OAIC は、I-MED が強力な匿名化技術、契約上の安全保護 […]
【処分事例】英国:消費者への偽装的な自動音声マーケティング電話(ロボコール)に対して計55万ポンドの罰金
lock2025年10月3日 英国情報コミッショナー事務局 (ICO) はエネルギー会社2社に対し、有効な同意を得ずに約1200万件の違法な自動音声マーケティング電話をかけたとして、総額55万ポンドの罰金を科した。両会社は海外の […]
【報告】米国:コンパニオンチャットボットに対し安全管理措置を施すよう定める法案を提出
lock2025年9月17日 「人工知能技術による児童被害防止法 (the Children Harmed by AI Technology, CHAT 法) 」が米国上院に提出された。この法律が成立した場合、事業者は既存アカウ […]
【処分事例】イタリア:データ保護当局が従業員のSNSを違法に利用したとして42万ユーロの制裁金を課す
lock2025年8月12日 従業員のプライベートなSNSメッセージを違法に処理し、懲戒処分や解雇の根拠として利用したことである会社が罰金を科された。それによると、この個人データ処理には有効な法的根拠がなく、従業員への通知も怠っ […]
【報告】アジア:アジア太平洋プライバシー機関 (Asia Pacific Privacy Authorities) が匿名化の概念についてのガイダンスを公表
lock2025年7月2日 アジア太平洋プライバシー機関 (Asia Pacific Privacy Authorities, APPA) が匿名化についてのガイダンスを公表した。本書では、継続的なリスク評価および低減措置と適切 […]
【報告】米国:ネブラスカ州でGM 社と OnStar 社に対して不正なデータ取得を行ったとして提訴
lock2025年7月14日 この訴訟は、GM と OnStar が購入車両にテレマティクスシステムを設置してドライバーのデータを追跡し、センシティブな運転データを違法に取得、分析、販売したとして、ネブラスカ州消費者保護法および […]
【報告】欧州:EDPBが Data Act のモデル契約 (MCT) に対して見解を公表
lock2025年7月18日 EDPB は、データ共有に関する拘束力のない MCT の厳しいスケジュールと複雑さを認識しつつも、MCT では、特に自然人が関与する場合、個人データと非個人データを明確に区別し、ユーザーの役割を明確 […]
【報告】英国:採用で AI を活用する際のプライバシーと公正性に関する勧告
lock2024年11月21日 AI ツールの導入が各社で始まっている。その際に検討すべきことがらは何であろうか?英国の ICO が採用に活用する AI ツールに関して出したガイダンスは、この質問への回答に示唆を与えてくれる。ガ […]
【報告】欧州:EU 司法顧問 (Advocate General)が仮名化データの解釈について広い解釈を行うよう注意喚起
lock2025年3月11日 仮名化されたデータは、受領者が特定する詳細情報に直接アクセスできない場合でも、再識別が可能であれば個人データとなる可能性がある。データ管理者は、GDPRの透明性に関する義務の一環として、仮名化された […]