2021年4月23日の報告です。日経新聞等が大きく取り上げていましたが、高リスクとなるAIシステムについてEUが規制を提案しています。仕組みとしてはCEマーキングのようなものなので特に目新しいものではありません。製品安全に関する対応のノウハウはすでに十分蓄積されているため、AIに関する規制は弁護士よりも製品開発でCEマーク対応をしてきた人々と仕事をする方がよいでしょう。AI規則の特徴は、製品寿命を通じてモニタリングを行う等システム開発者への負担が大きなものとなっていることです。生産者が把握できない利用の仕方も生じることを考えると、「製品寿命」をどのように考えるべきか等難しい議論も山積みです。取扱説明書に関してはIEC82079-1を参照して作成してください。


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