2021年12月22日:少し衝撃的な判断がドイツでなされている。ドイツの行政裁判所は、略式手続きにおいて、あるウェブサイトに対し、ユーザ・データを処理するために米国に拠点を置くクラウド・プロバイダを使用していたサード・パーティの同意管理ツールの使用を中止するよう命じた。裁判所は、GDPRに準拠した有効な越境移転メカニズムが存在せず、ユーザ・データは、サーバがEU内にあるかどうかにかかわらず、米国CLOUD法に基づく無条件での開示のリスクにさらされていると判断した。本件についてのcookie同意管理ツールの見解も本文に記載している。


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