ポルトガルで2018年11月14日に報告された事例です。

295名の登録医師がいる病院で、900名の権限のない医師が患者のデータにアクセスできる状態となっていました。病院は保健省(Ministry of Health)に対し、政府が提供したITシステムのセキュリティ不備について相談しておらず、アカウント生成時のルールも作っていませんでした。また患者データへのアクセス権限レベル分けをしておらず、退職した医師がシステムにアクセスする権限も削除していませんでした。これらを受け、DPAは病院が意図的に違法オペレーションを行っていたと結論付けました。


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