2021年3月5日の報告です。エストニアの当局が電子通信データに対するアクセスを根拠に個人に刑事訴訟を起こしました。しかし、当局は検察庁から許可を得て電子通信データにアクセスしていたためePrivacy指令に反するのではないかと疑問を呈されました。電子通信データへのアクセスは、裁判所や独立した行政機関によるレビューを経てのみ許容されるため、検察庁がこの立場にないのではないか、というのです。欧州の面目躍如となるような判断事例です。


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